三ヶ月ぶりにエラのボトックス通称「エラボト」を打ってきました。
この時、最近気になるアンチエイジング関係について先生に尋ねたところ、ボトックスと頬のたるみについて、面白い話を聞けました。
エラボトはエラの筋肉を落とすものです。筋肉が落ちればエラは細くなるのですが、その分の皮膚がなくなるわけではありません。結果として、エラの部分の皮膚がたるみとして前に来てしまうことがある、というのです。
お年を召した方は特に顕著で、筋肉で支えられていた肉?も前に落ちる形になるため、ブルドックのように見た目のたるみが増えてしまうこともある、とのこと。このタイミングでフェイスリフトなどを行えば、効率も良いわけです。
ただ、フェイスリフトやスレッドリフトのようにたるみそのものに対する治療がない場合、エラが細くなったのは良いものの、たるみが増えて見えてしまうことがあります。年齢が若ければ皮膚の弾力があるため、エラのボトックスでかえって老けた、ということはあまりないと思いますが、そう言われてみると、わたしの場合も微妙に口の脇あたりがモコッとした気がします。それを計算に入れても、ボトックスの効果があるので、エラボトを続けているわけですが。
ちなみに、整形も辞さない積極的なアンチエイジングを考えたことのある方ならおわかりでしょうが、この「たるみ」こそ対処が最も難しい要素です。ホクロやシミはある程度なら取れますし、表情シワもボトックスやヒアルロン酸で緩和できます(すべてではない)。ただ、余った皮膚自体はどうしようもないですし、皮膚の弾力が失われていれば、痩せるだけでも「たるみ」になって表れてしまいます。
シワも縦系の表情によるシワは対処しやすいですが、横シワの方が治療が難しいことが多いです。