お尻の脂肪注入

 お尻の脂肪注入をやってみました。
 お尻が扁平な感じで貧相なので、ボリュームを出したいとは思っていたのですが、ヒップに関しては、特に日本では選択肢が少ないです。
 インプラント(コヒーシブなどのシリコンジェルインプラント、またはシリコンラバー)を入れる豊尻手術も考えたのですが、国内ではやっているところ自体が少ない、費用が高額であることに加え、胸と違って圧力のかかる場所なので耐久性が不安です。また、違和感・異物感なども残りやすいような気がします。何人かの先生に相談はしてみたのですが、部位にもよるものの、傷跡もそれなりに残ります。一般的にはお尻の溝の内側を両側二箇所切開し、そこからヒップ上部にインプラントを入れるのですが、個人的にはその場所よりはもっと外側、尻のほっぺの部分の方が気になっています。そこに入れるとなると、お尻の下側から切るか、上側から切る訳ですが、上は距離的に近いものの傷跡が目立つ、下はトンネルを長く掘るために余計な侵襲が大きい、という短所があります。
 さらに、コヒーシブを入れるとなると、いずれは入れ替えないといけません。一方でシリコンラバーは、国内では扱いが少なく、当然感触もコヒーシブには劣ります。
 そんな訳で、豊尻手術について色々悩んでいたのですが、相談した先生が「脂肪注入でも何回かやることで改善できる」というオプションを示してくださいました。
 ただ、脂肪注入については前からイメージが悪く、今現在でも諸手を挙げて肯定はしません。
 まず、生着率が悪い。注入しても、半分近くの脂肪は吸収されてなくなってしまいます。
 また、石灰化などのトラブルが起こることがしばしばあり、これがなかなか厄介のようです。顔などに少量注入する分にはほとんど問題にならないようですが、大量に入れた場合、うまく分散して広く薄く入れないと、入れた脂肪の真ん中あたりは血流がいかず、死滅してしまうのがいけないようです。脂肪細胞の生存率をあげる方法として、幹細胞を混ぜるやり方がありますが、それほど目立った効果がない上、非常に高額です。
 加えて、そもそも取る脂肪がないとどうしようもありません。
 ただ、脂肪注入でもし本当に良い感じになるなら、当然ながらインプラントを入れる豊尻手術よりはずっと良いです。入れ替えも違和感・異物感も、万が一の事故も心配する必要がありません。生着率が悪いとしても、全部吸収されてしまうヒアルロン酸に比べればマシですし、単位容積あたりの価格でもヒアロに比べればずっと安いです。
 というわけで、とりあえず、というほどお手軽価格でもないのですが、脂肪注入をやってみました。
 下は脂肪注入後一日目の画像です。お見苦しいので、苦手な方は見ないで下さい。


お尻の脂肪注入
お尻の脂肪注入
 脂肪を取った箇所は、下腹からほんのちょっと、腰の辺り、ヒップの下、太腿もの外側から少し、くらいです。あまり脂肪がなく、色々なところから取りました。
 それだけ集めて60ccです。せめて100ccくらい入れられるかと思っていたので、これは結構ガッカリしました。
 しかも局所麻酔だけでやったので、やっている間かなり痛かったです(終わった後はほとんど痛くない)。
 脂肪吸引箇所は内出血していますが、これは放っておけば二週間もすれば治るので、全然問題ないです。
 問題はやはり、入れられた量が少ないこと、吸収される前の現時点でもやっぱり貧相なことですね。
 それなりに痛い思いをして(まぁこれは我慢すれば良いのですが)、それなりな料金を支払って、大して変わらない貧相なヒップではちょっと残念ですよね。
 それでも数回脂肪注入すればそれなりな効果はあげられると思うのですが、コストもさることながら、そもそももう取る脂肪がありません。太ればいいのですが、それも何だか本末転倒というか、何やってるんだか分かりません。
 やっぱり豊尻手術かないのかなぁ、と、ちょっと落ち込んでいます。
 ちなみに、脂肪注入後はとにかく安静にするのと、よく冷やすことがポイントです。
 保冷剤で冷やしているのですが、圧力を加えてはいけないので、ちょっと難しいです。下着の中に保冷剤を入れていますが、キツイ下着だと圧迫してしまうので注意が必要です。ガードルなども厳禁です。
 この冷却は、内出血などの冷却と違って、もっと長い期間冷やし続ける方が良いようです。
 せめて入れられた僅かな脂肪でも生着してくれるよう、せいぜい冷やしておきます。