突然ですが、埋没法(二重まぶた手術、クイック)を受けてきました。
元々奥二重ぎみなのですが、年齢と共にまぶたが下がってきたのか、写真を見た時に目つきが悪くて凹んだことがキッカケです。
埋没法(クイック二重まぶた手術)が真価を発揮するのは、若くてハリのある方が二重にする時ですから、切開法でないとどうしようもないようなら諦めようか、と思ったのですが、問題ないとのことだったので、手術してみました。
ちなみに切開法は埋没法よりずっと腫れますから、二三日のお休みでバレないように復帰しよう、というのは無謀です。
埋没法なら、腫れは一週間程度と言われていますから、内出血さえしなければ結構早く復帰できます。その代わり作れる二重の幅には限界がありますし、皮膚が余り過ぎているとキレイにできません。また糸が外れる、伸びる、外に出てしまう、というリスクもあります。
埋没法の手術自体は簡単です。瞬きを抑えるための目薬を刺して、瞼に麻酔を打ち、時間としては三十分もかかりません。瞼に打つ麻酔がちょっと痛いくらいです。
手術中の注意としては、「下を見ていて」と言われるのですが、慣れないと結構難しいです。「下」とか「右」なんて、見える見えないに関係ない気がしますが、よく見えない状況である方向を見る、というのは思ったよりわからないものなのです。昔の夜間飛行のパイロットが、飛んでいるうちにどっちが上だかわからなくなった、という話がありますが、きっと人間の視覚というのは、わたしたちが自覚している以上に、見えている風景から上下を判断しているのでしょう。
で、埋没法手術中に下を見るコツですが、一つは見えている方の目に意識を集中すること、もう一つは自分の口とか、「そこを見れば必ず下を見ることになる」部位を意識することです。意識的に寄り目にしたりする場合は除くと、両目は基本的に同じところを見ますから、片目が見えなくても同じ方向を見ていられます。
わたしは直前に眉まわりの脱毛をして、目の周りを冷やしていたのが良かったのか、出血もほとんどなく、すんなりオペが終わりました。この「術前から冷やしておく」というのは結構オススメです。
いよいよ埋没法(二重まぶた)のビフォアアフター写真。
まず手術前。
田中 宥久子
講談社 2007-06-19