フェイスリフトしました 痛みと腫れ

 フェイスリフトをしました。
 まだフェイスリフトには早い年齢ですが、結構若い年齢でフェイスリフトする人もいて、フェイスラインがどうしても気になってやることにしました。
 わたしは皮膚が薄い方で、そのこと自体は良いのですが、皮膚が薄いとたるみやすいというデメリットがあります。
 三十代だとフェイスリフトよりスレッドリフトを推される場合が多いかと思います。スレッドリフトについても考えたのですが、スレッドリフトは顔の上半分には効果があっても、フェイスラインにはあまり響きません。また、効果がそれほど続かず、コストパフォーマンス的に今ひとつに感じます。尤も、最近はフェイスリフトにも色々種類が出てきて、スプリングスレッドなどは結構長持ちするそうです。ただ、ダウンタイムで言うとスレッドリフトもそれなりな期間、顔に影ができてしまって辛いと言います。総合的に考えて、思い切ってフェイスリフトをやってみました。
 フェイスリフトは大掛かりです。美容系では伝家の宝刀的手術ですし、費用や身体の負担も大きい一方、効果も絶対的です(それに比べるとサーマクールなどはコスト的にも痛み的にも割りに合わないです。良いのはダウンタイムゼロなところだけに感じます)。
 フェイスリフトの効果を最大限に発揮させるために、半年計画でエラボトックスを打ちました。エラボトは大分前に打って、しばらく間があいてすっかり効果がなくなっていたのですが、フェイスリフト前に二回、つまり三ヶ月×二回で六ヶ月くらい見てエラボトックスを打っておくと引き上げられる量が多くて良い、と聞いたので、計画的に打ってみました。
 たるみが気になってきている状態でエラボトックスを打つと、余計に皮膚が余ってたるんでくるので、結構欝になります。もっと年齢のいった人だと、ブルドックフェイス状に口元がたるむそうです。ここは我慢です。
 というわけで、じっくり待ってフェイスリフトをやったのですが、術後一日経った現時点では、正直結構辛いです。
 結構色んな手術をやっていて、腫れや痛みには慣れているし、フェイスリフトが猛烈に腫れてかなり痛いのは分かっていたのですが、本当に痛いです。フェイスリフトでは、耳の周りの皮膚を切って、そこに向かってグイッと引っ張り上げるようにして縫いつけます。この際、皮膚だけでなく、SMAS(Superficial Muscloaponeurotic System、顔の皮膚の構造を正しく支えている繊維状の筋膜組織のこと)も引き上げてやるのですが(手抜きフェイスリフトだとSMASをきちんと処理しないため、効果が長持ちしなかったり、つないである耳が引っ張られて耳が長くなってしまうことがあるそうです)、主にこの耳の周りが痛いです。
 頓服で処方された鎮痛剤などは服用しないことも多いのですが、今回ばかりは座薬も入れました。
 ドクターによって多少の違いがあるようですが、わたしの受けた先生のところでは、術後三日間は24時間圧迫、その後は夜のみバンドを巻いて圧迫します。三日以降圧迫を夜のみにするのは、その方が腫れが引くのが早いから、とのこと。一週間くらいずっと圧迫する方針の先生もいます。多分この辺は長所短所があるのでしょう。圧迫した方が患部自体の腫れは抑えられても、顔の中心部分がパンパンに膨らんでなかなか腫れがひかない、ということでしょう。
 そして実際、術後一日で一番腫れる時期の今は、ものすごい腫れています。もう、顔がボールみたいです。あんまり丸くて、ちょっとおもしろくなってくるくらいです。鼻の小さい人だと、鼻が埋もれてしまうくらい腫れる人もいるそうです。
 ただ、一時的な腫れは覚悟の上なので、それほど苦にはなっていません。
 というより、痛みの方がキツくて見た目のことなど構っていられない状態です。
 今はとにかく真面目に圧迫して薬を飲み安静にし、よく冷やしておくくらいしかありません。
 あまり参考になりませんが、フェイスリフト圧迫バンドでぐるぐる巻きになっている画像です。お見苦しくてすいません。


フェイスリフト 圧迫バンド