豊胸手術の傷跡修正を受ける

 豊胸手術からおよそ半年。脇の下の傷跡の傷跡修正手術を受けました。
 豊胸手術はどうしても傷跡が残るのですが、わたしは傷跡が残りやすい体質らしく、前にも傷跡修正手術を受けたことがあります。
 脇の傷も、右側の方が少し盛り上がってしまい、赤い跡が消えませんでした。
 わたしの経験から言っても、傷跡は半年後で治っていないと、その後劇的に改善する、ということはあまりありません。逆に言えば、半年は様子を見ないと何とも言えません。お世話になっている先生によると、どんな傷も完全に組織が修復するには、半年くらいかかるそうです。そこまで待って、それでダメなら次の手を考える必要があります。
 半年経つ前であれば、傷跡修正に踏み切るより、まだ打つ手があります。傷跡のステロイド注射のことは前にも書きました。そちらで触れたトリポロンスカースムースなども有効だと思います(わたしも使っていました)。
 これらの治療をして、半年経ってダメだったら修正手術が候補にあがります。
 前にも受けたことがあるので、今回の手術は割とお気楽でした。


 手術跡も何も、手術する対象が既に傷跡です。ちょっとでもマシになればもうけもの、くらいの気持ちです(笑)。
 豊胸手術の傷跡はそんなに大きなものではないので、保険適用で一万五千円くらいでした。
 途中で一度消毒に通院し、一週間後の今日抜糸。
 抜糸までは濡らしてはいけませんが、それほど神経質になるものでもありません。痛みがあっても最初の一日だけです。
 傷跡修正では、ちょっと皮膚が盛り上がるように縫います。
 わざと盛り上げて縫うことで、皮膚が動いた時に傷跡そのものではなく盛り上がった部分に力が行くようにするのです。
 わたしも最初に傷跡修正した時は「え、これじゃ前より目立ってるよ」と驚いたのですが、不思議なことに半年も経つと盛り上がりが消えて、綺麗に平たくなります。当然ながら、傷跡も前よりずっと小さいです(完全にゼロにはならない)。
 脇の傷は前ほど盛り上げてはいないのですが(盛り上げすぎると平たくならないので)、修正の力は経験済みなので、後は気長に待つだけです。