乳腺下法と大胸筋下法

 豊胸手術のやり方には色々ありますが、「パックを入れる場所」という点では乳腺下法と大胸筋下法の二つがあります。


 乳腺下法は乳腺の下・大胸筋の上に入れ、大胸筋下法は、名前通り大胸筋の下に入れます(筋膜の下に入れる筋膜下法というのもありますが、主流は前の二つ)。
 乳腺下法の方が形が出しやすく痛みも少ない、カプセル拘縮の可能性が低い、術後の回復も早い、など良いことづくしなのですが、乳腺が未発達すぎる状態だと形が出すぎてしまい難しい、という問題があります。
 わたしはAAの超微乳ちゃんなので、大胸筋下法を覚悟していたのですが、意外にも乳腺下法で大丈夫、と言われて安心しました。
 豊胸手術はとにかく痛い、と言われていますが、大胸筋下法なら一週間は仕事を休まないと厳しいと思っていました。お医者さんによっては「すぐ仕事できる」と宣伝していますが、やはり大事をとった方が賢明だと思います。ただ、一時の痛みが激しいだけに、引くときも割りと早い、と言われています。
 ちなみに大胸筋下法の場合、「寄せてあげ」たとしても乳房の位置が離れ目になってしまうため、比較的谷間が作りにくい、という弱点もあります。