顎プロテーゼ傷痕の修正手術

 顎プロテーゼの異物感が気になることを前に書きました。異物感がプロテーゼそのものではなく、口の中の傷痕のせいらしい、とわかって、ケナコルト注射で様子を見ていましたが、どうにも気になるので修正手術をお願いしました。修正といっても、顎プロテーゼそのものに問題はないので、傷口を縫いなおす、ということです。
 口腔内の傷の手術前・手術後の写真を載せてみます。


 まず、修正手術前の顎プロテーゼ傷痕。
顎プロテーゼ傷痕の修正手術
 口腔内の前歯の下の方を切ってプロテーゼを入れるわけですが、その傷跡がちょっとひきつれになっています。普通の人でもここには筋のようなものがありますが、筋の数が多いです。肥厚性瘢痕のようになっていて、このひきつれが異物感の原因になっていたようです。
 そして縫いなおした後。
顎プロテーゼ傷痕の修正手術
 手術直後なので、糸も残っていてなんだかわかりません(笑)。解ける糸なので一二週間で自然になくなるはずです。今のところ体感的には何も変わっていませんが(痛みもない)、修正手術が最終的に落ち着くのは半年先くらいのはずですから、当面様子見です。
 傷痕の状態は、また時々写真に撮っておこうと思います。