再手術から一週間

 顎プロテーゼの再手術から一週間が経過しました。
 ようやくテープ固定も取れ、マスク生活からも解放です。さすがに今回は安定しています。腫れもほとんどなく順調です。
 前の例もあるのでちょっと不安ですが、もうできることはひたすら触らないようにして、放置しておくだけ。浮腫みが多少残っているので、家にいるときはアイスノンで冷やしています。
 最初の手術から一ヶ月と一週間。長かったです・・・。


 こんなことになってしまったのは、プロテーゼがズレたこと、ズレているのに気づかず炎症が収まらなかったせいです。ここまでズレたのは、腫れが長引いて空洞ができていたせいで、「ニワトリが先か卵が先か」みたいな話になってしまうのですが、多分最初の手術から一週間以内くらいの時期に、既にズレが始まっていたのでしょうね。早めに固定を外してしまったので、プロテーゼが傷口の方に戻ってしまうのが怖くて、押さえてしまったのが一番いけないと思います。
 教訓は、とにかくキッチリ固定すること。そして触らないこと。当たり前ですね(笑)。わたしがバカなだけです。
 ただ、ネットで見ていると「固定は三日」と言っている病院が多く、本当にそれで大丈夫なのか心配です。わたしの受けた手術では、初回は骨膜への固定が一箇所、二回目はプロテーゼが回ってしまうのを防ぐため三箇所に止めた、と言われました。「三日固定」の病院では、骨膜への固定箇所が多いのでしょうか。おそらく沢山止めれば良いというものではないはずで(それならどこの病院でもガチガチに止めるはず)、固定箇所が増えることによるダメージやデメリットもあって、引き際みたいのが肝心になっていると思うのですが、ちゃんと調べてはいません。 手術自体は後悔していませんし、現時点でもかなり可愛い仕上がりになっていますが、やっぱり甘く見すぎていました。
 これから顎プロテーゼを受けられる方には、
①二三日は結構痛い
②一週間は顔を見せられないと思え
③一時的に顔が長くなってかなり凹む。予想以上の心理的ダメージを覚悟せよ
④辛くてもしっかり固定
⑤絶対触るな!
⑥固いものは食べない
⑦アイスノンは便利
 を「こじらせた人からの伝言」としてお伝えしておきます・・。
 ちなみに、「急に顎が変わって人からツッコまれるんじゃないか」と思っていらっしゃる方は、その点についてはあまり心配することはありません。他人の顎なんて、そう見ているものではありませんし、余程「顎なし」で極端に変えた場合でもなければ、周囲が変に思うものではないです。それを言っては「じゃあ何のための手術なの」になってしまうのですが(笑)、「何が変わったのか分からないけれど、なんか前より可愛い」が良い整形というものでしょう。
 最終的には本人の気持ちの問題なので、それが癒されるなら万事OKだと思いますけれど。顎に限らず、ホクロやらシミやらなんて、気にしているのは自分だけですし、逆に自分にとって気になるなら、やれるだけやった方が気持ちが落ち着くものなのですから。
 というかですね、一二週間でもマスク生活をしていたら、前の顔なんて忘れられているんじゃないですか(笑)。少なくとも、顎が数ミリ違うとか、まずわからないでしょう。
 わたしは彼氏には手術したことを言いましたが、言っても「腫れてる?」くらいの反応でした。いや、腫れは引いていくんですけど・・。